2014/04/17

水資源に関して、世界の中で日本はどの位に位置しているのか?-Huffington Post&WRI

今日は、世界各国の水不足(water stress)を指標化したものです。
アメリカのワシントンDCにあるWorld Resource Instituteのプロジェクトのようです。

これをみると、狭い国土のシンガポールやモナコ、そもそも水資源が限られている中東や北アフリカ、中央アジアでその数値が高いのは納得ですが、日本が5段階中上から2つ目のランクに位置していて、中国よりも高いようで、意外です。

ちなみに、サハラ砂漠の真ん中とかは低いのも、需要の関係なのか?

ちなみに、測り方は以下の様で、

Baseline water stress is defined as the ratio of annual water withdrawals to total available annual renewable supply

つまり、利用可能な一年間の水供給量に対しての一年間の取水量の割合のようです。

もちろん測り方によってランキングは変わってくると思われます。

Huffington Postより抜粋

ちなみに、インタラクティブマップもあって面白い。

参照先:These Are The Most Water-Stressed Countries In The World-Huffington Post

2014/04/05

アメリカにはどの位の数の原子力発電所がどこにあるのか?-World Nuclear Association

日本の原発はとまっています。アメリカは原子力発電所を日本よりも多く所有していることを前回書きましたが、今回は、

アメリカにはどの位の原子力発電所がどこにあるのか?

ということについてのマップと情報をWorld Nuclear Associationから。

World Nuclear Associationから抜粋
ご覧のとおり、104機のほとんどの原子力発電所は東海岸・中西部に偏っています。西海岸は地震があるから少ないのか、環境意識が高いから少ないのか?理由はわかりませんが。

他の情報として書かれている内容は、以下のようです。


  • アメリカは世界の原子力発電所の30%以上を発電している最大の国(フランスだと思っていましたが意外です)
  • 104基の原子力発電所があり、全体電力の19%以上を発電。一方、日本は48基(2014年4月現在)で、フクシマ前には全体発電量の29%を発電していた)
  • ここ30年は新しい原発は建設されていない。

一体日本のエネルギー政策はどうしたらいいのでしょうか?

地図抜粋先・参照先:Nuclear Power in the USA