2014/12/09

それでもあきらめないハーバードが私に教えてくれたこと


それでもあきらめない ハーバードが私に教えてくれたこと

「選ばれなかった人はほかの道に選ばれている」

「細部の美しさを追求する」

「感情のコストをコントロールする」

「与えて与えて与えて与えられる」

「信じるけれど執着しない」

「就職活動 内定ゼロ、フリーター生活、居場所のない孤独・・・・
 心の折れた私を、やさしく抱きしめてくれた学校があった」

「自らの未来を変えるためには、そんなひとたちばかりの環境に飛び込んでみよう。」

「仕事や勉強に発揮するのと同じくらいの集中力で、真剣に歌や踊りを練習するのだ。勝敗が成績に影響するか、記録に残るか、あるいは競う価値があるかどうかは、まったく関係ない。どんな小さな競争であれ、誰もが真剣勝負で向き合う。こうした空気の中では、『そんなに熱くならなくてもいいじゃん』という雰囲気をひとりでも出せば、場はたちまちシラけてしまう。しかし、少なくとも私は、そんな場面に遭遇したことは一度もなかった」

2014/12/06

ジョセフスティグリッツ 世界に格差をバラ撒いたグローバリズムを正す




この伝統的な考えかたでは、経済とはもっぱら効率性を追求するものであり、公正さの問題(美しさと同じく、公正さも見る人の主観に左右されやすい)は政治に託すべき事柄であるというのだ。しかし、今日、市場原理主義にたいする知識層の擁護はすっかり影をひそめた。“情報の経済学”にかんする研究で、わたしは、“見えざる手”が見えない理由を明らかにしている。情報が不完全な場合、特に情報の不均衡――特定情報をある人々が知っているのに、ほかの人々は知らないという状況(しかもこれが常態化している)――がある場合、“見えざる手”などというものは初めから存在していない。だから、政府が適切な規制と介入を行わなければ、市場における経済効率の向上は望めないのだ。
前世紀の経済学における最も重要な進歩のひとつは、政府が支出をふやして税金と金利を下げれば、国々を景気後退から回復させるのに役立つというジョン・メイナード・ケインズの見識だった。IMFはこのケインズ政策を拒否し、代わりに政府の赤字に注目するケインズ以前の政策を採用した。それはケインズの推奨とはまったく逆に、景気後退の中での増税と支出削減を必要とする。それらが試されたほとんどすべてのケースで、IMFの政策は景気減速を悪化させた。結局のところ、エコノミストたちは教科書を書きかえる必要がなかったわけだ。しかし、これは経済の専門家にとっては朗報だが、途上国に住む数百万人の人々にとっては大打撃だった。 




2014/04/17

水資源に関して、世界の中で日本はどの位に位置しているのか?-Huffington Post&WRI

今日は、世界各国の水不足(water stress)を指標化したものです。
アメリカのワシントンDCにあるWorld Resource Instituteのプロジェクトのようです。

これをみると、狭い国土のシンガポールやモナコ、そもそも水資源が限られている中東や北アフリカ、中央アジアでその数値が高いのは納得ですが、日本が5段階中上から2つ目のランクに位置していて、中国よりも高いようで、意外です。

ちなみに、サハラ砂漠の真ん中とかは低いのも、需要の関係なのか?

ちなみに、測り方は以下の様で、

Baseline water stress is defined as the ratio of annual water withdrawals to total available annual renewable supply

つまり、利用可能な一年間の水供給量に対しての一年間の取水量の割合のようです。

もちろん測り方によってランキングは変わってくると思われます。

Huffington Postより抜粋

ちなみに、インタラクティブマップもあって面白い。

参照先:These Are The Most Water-Stressed Countries In The World-Huffington Post

2014/04/05

アメリカにはどの位の数の原子力発電所がどこにあるのか?-World Nuclear Association

日本の原発はとまっています。アメリカは原子力発電所を日本よりも多く所有していることを前回書きましたが、今回は、

アメリカにはどの位の原子力発電所がどこにあるのか?

ということについてのマップと情報をWorld Nuclear Associationから。

World Nuclear Associationから抜粋
ご覧のとおり、104機のほとんどの原子力発電所は東海岸・中西部に偏っています。西海岸は地震があるから少ないのか、環境意識が高いから少ないのか?理由はわかりませんが。

他の情報として書かれている内容は、以下のようです。


  • アメリカは世界の原子力発電所の30%以上を発電している最大の国(フランスだと思っていましたが意外です)
  • 104基の原子力発電所があり、全体電力の19%以上を発電。一方、日本は48基(2014年4月現在)で、フクシマ前には全体発電量の29%を発電していた)
  • ここ30年は新しい原発は建設されていない。

一体日本のエネルギー政策はどうしたらいいのでしょうか?

地図抜粋先・参照先:Nuclear Power in the USA

2014/03/21

アメリカ:生まれた州に住んでいる人の割合-The US Census Bureau

アメリカ政府の国勢調査局(Census Bureau)が出しているマップから。

US Census Bureauから抜粋
このマップを見ると、生まれた州に住んでいる人の割合が多い(60~91.8%)州は、ルイジアナ州、ミズーリ州、アラバマ州、ケンタッキー州などの南部や、オハイオ州・ケンタッキー州・ミシガン州等の中西部に多い。それらの州は、所得水準が低かったり、かつて製造業が産業の中心だったりすることが多い。プエルトリコ(91.8%)を除くと、州として最大なのはオハイオ州で75.1%。

このあたりの州は共和党が基盤としている州が多い気がするが、実際はミシガン州やウィスコンシン州といった民主党が強い州も高いので実際はどうか分からない。今度調べたい。

ちなみに、逆に数値が低いのは、アリゾナ州・ネバダ州・コロラド州・ワイオミング州・フロリダ州など。最低はネバダ州の24.3%。

アメリカの平均は、58.8%で約6割。

アメリカ人ってあまり動かない州と動く州ってはっきりと分かれるんだね~。

参照先:Lifetime Mobility in the United States: 2010(PDF), The US Census Bereau


2014/03/20

世界人口は2070年位から減少し始める-The Breakthrough Institute

驚きの事実。世界人口は2070年位から減少し始めるらしい。既に、人口の成長率は鈍化しているようだ。

The Breakthrough Instituteより抜粋

参照元:Four Surprising Facts About Population, The Breakthrough Institute

2014/03/13

ウクライナの政治分布:クリミア半島は前大統領ヤヌコーヴィチを75%以上指示-CNN

以前の言語分布に引き続き、ウクライナの政治分布地図

2010年の大統領線では、クリミア半島や同国南東部は前大統領ヤヌコーヴィチ(Yanukovych, 地図で赤)を75%以上支持。一方首都キエフを含む北西部では、元首相のティモシェンコ(Tymoshenko、地図で青)を支持。


CNNより抜粋

参照元:A divided Ukraine - CNN.com

2014/03/12

カリフォルニアの干魃がすごい-The National Drought Mitigation Center

カリフォルニアの干魃がすごいようだ。他の西海岸も水不足のようだ。

また、ハフィントン・ポストによると、以下の様な感じでひどいようだ。

・ 2013年は、雨量の観測を開始した1849年以来最も乾燥した年。500年ぶり
・ 州知事が非常事態宣言
・ 貯水池の貯水率が30%に
・ 全米の穀物の15%を生産するカリフォルニアで干魃が続けば、食糧危機の可能性も
The National Drought Mitigation Centerより抜粋



参照元:The National Drought Mitigation Center

「500年に一度」の水不足:カリフォルニア州の現況-ハフィントン・ポスト(日本語版)

2014/03/11

ウクライナの言語分布:クリミア半島はロシア語を話す人口の割合が70%を超える-CNN

ロシア軍が”制圧”しているクリミア半島では、ロシア語を母国語とする人が75%以上もいる。

ロシア語を母国語とする割合(CNNより抜粋)
参照元:A divided Ukraine - CNN.com

世界各国の建設済・計画中の原子力発電所比較

現存だと、アメリカとフランスが突出していて、計画中の原子力発電所だと、中国とロシアが突出している。
 
 Source: Daily chart: Fukushima at three | The Economist